【危機の倭城2】城郭崩壊加速化、時間がない

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KNN企画報道「危機の倭城」シリーズ第二回は、熊川城特集。

桜が根を張り、石垣に深刻なダメージを与えている城が日本各地にありますが、熊川城では、松が問題となっています。今は小さな松もやがて大きくなり、石垣にダメージを与える。このままだと、近い将来崩壊してしまうだろう…と。

今回このブログでは、堀口健弐氏(호리구치 켄지)の熊川城縄張図を参考にしながら、一般的な見学ルートに沿って、木がどれだけ生えているか?を見ていきます。

熊川倭城縄張図

まずは、お城の出入口(1)から。石垣はよく残っていますが、枡形(写真奥)には木があります。

熊川倭城

(1)を通過すると(2)へ至ります。こちらにも木がちらほら。

熊川倭城

さらに進んで(3)へ。枡形にはたくさんの木が!

熊川倭城

続いて(4)だんだん酷くなってきました。

熊川倭城

そして(5)本丸に到着。奥に見える石垣は天守台(6)です。

熊川倭城

天守台(6)から海岸に延びる登り石垣(7)を見下ろします。登り石垣そのものはキレイに残っていますが、その両サイドはジャングルのように草木が生い茂っています。

熊川倭城

お城ファンの感覚からすると、藪漕ぎせずにこれだけ遺構を見ることができる熊川城は「保存状態が良い城」「見学しやすい城」といえるでしょう。ただし(前回の記事でも触れましたが)昨年、山麓部の北東斜面はコンクリートで固められ、畝状空堀群と東登り石垣の一部が失われました。熊川城は今、開発と松の群生という二つの脅威にさらされているのです。

さて、肝心の番組ですが、冒頭の空撮映像が素晴らしい!天守台から海岸に延びる登り石垣は圧巻です。

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