韓国三大◯◯がある密陽邑城と密陽市立博物館

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密陽邑城を見学するため、城郭研究家の堀口健弐先生と慶尚南道密陽市を訪れました。

天正20年(1592年)4月12日、釜山上陸を果たした小西行長・宗義智らは、釜山鎮の戦い・多大鎮の戦い(4月13日)東莱城の戦い(4月14日)鵲院関の戦い(4月17日)で勝利を収め、18日に密陽邑城に入ったといわれています。

釜山西部市外バスターミナルから密陽市外バスターミナルまで一時間。さらに、密陽市外バスターミナルで市内バスに乗り換え、約10分走ると、ようやく密陽邑城に到着。まずは、嶺南楼へ。

密陽邑城

嶺南楼は高麗時代(1365年)に築かれたといわれる楼閣で、現存するのは朝鮮時代(1844年)に再建されたもの。晋州城の矗石楼、平壌城の浮碧楼とともに韓国の三大名楼(三大楼閣)のひとつに数えられています。

矗石楼は何度も訪れたことがありますが、浮碧楼を訪れたことはありません。というのも、浮碧楼がある平壌は、北朝鮮の首都…日本人観光客が自由に見学することは出来ないのです。

密陽邑城

嶺南楼の裏手に回り、城壁に沿って歩きました。現在、嶺南楼〜東門間の城壁が復元されています。復元とはいえ、曲線的な城壁、横矢機能を持つ雉城など、日本の城には見られない朝鮮の城の特徴を見ることができます。

密陽邑城

東門跡から西へ歩いて行くと、密陽邑城の役所・官衙がありました。ただし、近年復元されたもの。建物の一部は今も復元工事中です(2016年11月現在)。

密陽邑城

散策を終えた私たちは、密陽名物テジクッパを求めて路地裏へ。大変分かりにくい場所にあり、お世辞にもキレイな店とはいえませんが、店の前には行列が…期待が膨らみます。

密陽邑城
▲店内に飾ってあった古写真

ニラやニンニク、タテギがたっぷり入っている釜山のテジクッパと比べると、シンプル・あっさり。しかし味が薄いというわけではなく、むしろしっかり味がついています。薬味で調整しなくても、美味しくいただくことができました。

密陽テジクッパ

この後、密陽市立博物館へ行きました。
こちらには、密陽市内にある遺跡の遺物が展示されていました。嶺南楼の瓦も展示されていました。また、併設の独立運動紀念館には、テジクッパ店にあった古写真と同じものがありました。あの古写真は、1910年代のものだそうです。

密陽邑城
▲100年前と比べると…

ソウルやプサンで観光・グルメ・ショッピングするのは楽しいですが、地方の名所旧跡を訪れ、ご当地グルメに舌鼓を打つのもなかなかいいものだと思います。