高句麗山城ツアー②五女山城と丸都山城と国内城

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高句麗山城ツアー3日目、4日目、5日目は、ユネスコ世界遺産「高句麗前期の都城と古墳」を構成する3つの城を訪ねました。

五女山城


▲五女山城遠望

五女山城は周長2.6kmの城で、高句麗最初の都・卒本は、この五女山城といわれています。韓国時代劇ドラマ『朱蒙』『太王四神記』『広開土大王』の舞台でもあります。

山麓には大きな駐車場があり、トイレも清潔、それに博物館まであります。五女山博物館には、五女山とその周辺の高句麗遺跡で見つかった土器、石器、陶器、鉄器など、数多くの遺物が展示されています。


▲下古城子土城の遺物(五女山博物館展示品)

博物館鑑賞を終え、いざ五女山城へ。標高800mを超える険しい山ですが、山麓から中腹までシャトルバスが運行しているため、苦もなく登ることができました。シャトルバス終点から、高句麗時代の城道といわれるつづら折れの登山道を歩くこと15分で西門に到着。ここから先が城内です。


▲西門(城内→城外)

城内には王宮跡といわれる大型建物の礎石をはじめ、多くの建物跡があります。


▲1号大型建物跡の想像復元模型(五女山博物館展示品)

数ヶ所で貯水池を見ました。五女山城は険しい山の上にあるため、水の確保は最重要課題だったと思われます。


▲貯水池

点将台からは、遥か遠くまで見渡すことができます。ここで自撮りをしている人が多くいましたが、この絶景を背景に自撮りしたくなる気持ちはよく分かります。


▲点将台からの眺め

順路に沿ってに歩いていくと、東門が見えてきます。城内から見て左の石塁の隅は円弧状にカーブしているのに対し、右は日本の城の石垣のように角ばっている点が印象に残りました。


▲東門(城内→城外)

東門から城壁沿いを歩いていくと、南門に至ります。南門には片方しか石塁がありません。(城外から見て)右側が断崖絶壁のため、左側さえ遮断すれば城門としての役割を果たすのです。


▲南門(城外→城内)

一通り見学を終え下山開始。南門から中腹までは徒歩で、中腹から山麓まではシャトルバスで下山しました。本やネットでしか見たことがなかった憧れの五女山城。今回のツアーで一番多く写真を撮った城は五女山城でした。


▲西門付近の石塁

次の城へ向かう途中、車窓から下古城子土城を見学。
下古城子土城は、山城の五女山城と対になる平地城の可能性が指摘されています。遠くからではよく分かりませんでしたが、航空写真と照らし合わせると、一帯が宅地と化していました。遺構はあるのか、それとも消滅したのか…


▲下古城子土城平面図(五女山博物館展示品)

その後、石湖関隘を見学しこの日の踏査を終えました。

(2017年5月1日踏査)

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